債務整理後に資格試験や就職試験を受けることはできるかどうかは、債務整理の方法や受けたい資格や職業によって異なります。
一般的には、債務整理後でも資格試験や就職試験を受けることは可能です。ただし、自己破産をした場合は、一部の資格や職業が制限されることがあります。
例えば、弁護士や司法書士などの法律関係の資格や、公認会計士や税理士などの会計関係の資格は、自己破産した場合に失効することがあります。12 また、金融機関や保険会社などの信用業務に従事する職業も、自己破産した場合に就くことができないことがあります。
これらの資格や職業の制限は、自己破産から5年間か免責決定から3年間(いずれか早い方)が経過するまで続きます。12 その期間が経過すれば再取得することができますし、他の債務整理方法(任意整理・個人再生・特定調停)では制限を受けません。