インターネットバンキング

インターネットバンキングは、口座の残高照会や振込みなどの操作をインターネット上で行うサービスです。債務整理中にインターネットバンキングを利用することはできますが、注意点があります。
口座凍結の可能性があります。債務整理を開始すると、債権者から差し押さえの申し立てが行われる場合があります。その場合、裁判所から銀行に口座凍結の通知が届き、口座に入っているお金が使えなくなります。
利用制限の可能性があります。債務整理を開始すると、信用情報機関に登録される場合があります。その場合、銀行からインターネットバンキングの利用停止や解約の通知が届く場合があります。
口座凍結や利用制限を避けるためには、以下の対策を取ることができます。
債務整理前に銀行口座からお金を引き出すこと。ただし、必要最低限度の生活費以外は引き出さないこと。
債務整理中に新たな銀行口座を開設すること。ただし、既存の債権者への返済計画に影響しないようにすること。

電子マネー
電子マネーは、プリペイドカードやスマートフォンアプリなどでチャージしたお金を使って支払いをするサービスです。
債務整理中に電子マネーを利用することはできますが、注意点があります。
クレジット払いでチャージするものは使えなくなります。債務整理を開始すると、クレジットカード会社からカード利用停止や解約の通知が届く場合があります。その場合、クレジット払いでチャージした電子マネーも使えなくなります。
現金払いやデビットカード払いでチャージするものは使える可能性があります。債務整理中でも現金やデビットカードで支払いをすることは法律で禁止されていません。そのため、現金払いやデビットカード払いでチャージした電子マネーも使える可能性があります

以上のように、債務整理中にインターネットバンキングや電子マネーを利用することはできるかどうかは、状況によって異なります。自分の責任とリスクを考えて行動しましょう